以下実測値です。
ER5ビスケットバー+ゼリー各1個=69g
ER5ビスケットバー1個=54g
ER5ゼリー1個=15g
ER5ビスケットバー+ゼリー各5個(缶ごと)=435g
参考までに、
スポーツようかんプラス1本=43g
Mag-onエナジージェル1個=41g(公式サイトのデータ)
となっています。
カロリーが多めに摂取でき、後述の理由でパッキングもとても簡単なのですが、重さがネックのように感じました。
避難袋を第1(緊急避難時)第2(避難後の生活用)と分けていますが、第1は少しでも軽量化を図らなければならないため、これは第2や備え付けの避難箱に入れることにしました。
缶を除いても少し重めかな、というのが正直な感想です。
そして、避難時を想定して実際に食べてみました。
食べる前、耐久性を見るために包装紙の上から力を掛けてみたのですが、真空パック(と圧縮成型?)のおかげでビスケットの形が崩れることはありませんでした。
折るように力を入れてもしなるだけなので、尖ったもので裂いたり突いたりしない限りは缶がなくても包装紙だけで十分な保護性能がありそうです。
しかし、開けるまでは形を保っていたビスケットが、口にした瞬間ほろほろと崩れました。
喉越しの良さと溢れやすさはトレードオフなのかもしれないですね。
災害時には貴重な栄養源なのでこぼさないような工夫が必要になると思いますが、口の中に水分がそれほどなくても喉に詰まったりはしなさそうなので子供や老人にも安心して与えることができそうです。
他の方のレビューにあった通り、ビスケットというよりは落雁のそれに近い食感です。
程よい甘さなので無理なく食べられます。
ゼリーの方は、祖父母の家に帰省した時などによく出てきたお菓子を想起させるものです。
というか食感はそのまま寒天ゼリーです。
商品名で言うとミックスゼリーとかそういうやつです。
水飴と寒天のもっちりした食感が、どこか懐かしさを感じさせるものとなっています。
総じて、非常食としてはとても優秀な部類だと思います。
がしかし、私のように家族のための荷物を多めに持たなければならない方は、非常持ち出し袋で家から飛び出る際に重量がネックになるかと思います。
これで3日分、しかも家族の分もとなると、他の荷物と合わせて結構な重さになります。
携帯食として持ち歩くにはやや重めなので、他の荷物との兼ね合いで決めるべきものだと思います。
星は非常食としての評価です。
| ブランド | 救難食糧ER |
|---|---|
| 梱包サイズ | 15 x 6.5 x 6 cm; 419.99 g |
| 容器の種類 | 缶 |
| メーカー | 萬有栄養 |
| 原産国名 | 日本 |
| 商品の重量 | 420 g |
